2016 福島県柔道選手権 全国大会予選
昨年に引き続き選手権2連覇達成!!
会津若松鶴ヶ城体育館で2016年 福島県柔道選手権 全国大会予選が開催されました。
まず、大会関係者各位様に厚く御礼申し上げます。
大会運営お疲れ様でした、ありがとう御座いました。雪もほとんどなく穏やかな日和でした。
2連覇に圧し掛かるプレッシャー・・・
新年になり正直、自分自身どのように時を過ごして来たか分からない位のプレッシャーが襲い掛かってました。塾生、保護者に自分の弱気な気持ちが乗り移らないように常に強気でふるまってました。
そうも言っていられず覚悟を決め試合に臨みました。
第1シード、昨年の優勝チームの特権・・・
さらに重圧がかかり押しつぶされそうでした。シードを含め5回戦を制すれば全国大会に出場できる・・・何とかこいつらと再び全国大会に行きたいと強く思い今まで頑張ってきました。
苦しい時も楽しい時も常にこいつらと共にしてきた練習・・・
勿論無駄にはできない、そして頑張って協力してくれてる保護者、忙しい中自分の時間を削って指導してくださっている先生方に全国大会をプレゼントしたいと思う気持ちだけで無我夢中で頑張ってきました。
勿論、塾生たちが一番頑張ってきました。
結果、2連覇を達成でき安どの気持ちと達成感が吹き上がってきました。
2年連続5回目の優勝を成し遂げた内郷柔道塾一員は歓喜にあふれていました。おめでとう!! 内郷柔道塾 2連覇 優勝!!
決勝戦の接戦の様子は文末に述べさせていただきます。
試合結果は次の通り・・・
1回戦シード
2回戦 内郷柔道塾 4-0保原柔道スポーツ少年団
3回戦 内郷柔道塾 5-0 石背柔道スポーツ少年団
4回戦 内郷柔道塾 5-0 飯坂柔道スポーツ少年団
決勝戦 内郷柔道塾 ②-2郡山市柔道会
郡山市柔道会とは昨年に引き続き何度も試合で双方苦戦を繰り返してきたライバルチームです。今年も同チームの決勝戦となり緊張漂う中、静かに始まりました。珍しくも内郷柔道塾の応援団は観客席より見守っていたような状況でした。あくまでも個人的に感じた展開なので実際のところはどうであったかはうっすらとしか記憶にございません。あしからず・・・
先鋒戦が始まり双方怒とうの攻め、ポイントを取ったのは相手チーム、取り返そうと必死に攻めるもタイムアップ優勢負けをした熊ちゃん涙がボロボロ
次鋒戦で攻めてポイントを戻すぞっと冷静さを失っていた監督山ちゃんがいた、監督の指示ミスで攻めきっていた吉ちゃん大ドンデン返し、返され畳に叩きつけられていました。主審の手が高々と上がり一本負け、吉ちゃん涙どころか鼻水でぐちゃぐちゃ・・・その瞬間悪夢がよぎり私に悪のささやきが問いかけました。
ざまーみろ・・・会場のすべての観客席から割れんばかりの拍手、この瞬間今までこのような場面は嫌と言うほど経験済み、それをを想定した練習も重ねてきました。ふと見ると5年生たちの顔つきが変わっていた。
やばい顔つきではなく冷静で、且つおち着いていつもの表情と違い、私をはるか上か見つめて任せてくださいっと言っているような顔つきでした。
後ろ3人に対しての指示は、内郷柔道塾をお前たちに任せた!!としか言えない自分に情けなさを感じた反面、闘志に着火してもらった感じでした。
中堅の三ちゃんは、相手のいけいけムードの絶頂の中、一点を見つめがむしゃらに戦いに臨みました。指導1まで追い込むもタイムアップ、嫌なムードを断ち切ってくれたような試合展開でした、三ちゃん成長したなーと感じられました。
2点リードを許したまま後2人・・
副将戦、最近、頭以外体重、身長、精神面、体力など急成長している矢ちゃん、開始早々抑え込み一本勝ち、期待に応えてくれました。
鬼瓦のような形相で涙を流し私を睨めつけ何か言いたいことでもあるか・・
と言わんばかりに素通りしていきました。(怖^0^ ) ありがとう矢ちゃん・・・
有効以上のポイントを取らなければ勝利はない状況におかれた内郷柔道塾は
大将任された新ちゃんに託すしかなかったです。
新ちゃんは試合直前に相手を見つめ自分を落ち着かせる儀式、デカヘット、顔、胸、足にムチを入れ気合十分で大丈夫です、と一言残して向かっていきました。内郷柔道塾を新ちゃんに託すしかない、泣いても笑っても後が無く崖っぷちに立たされた上に、重すぎるプレッシャーに立ち向かった新ちゃん返し技で有効・・・並んだ・・・その瞬間心臓が口から一瞬飛び出てきました。
でかした・・新ちゃん・・・その瞬間いつもは放してしまう引手・・何かが乗り移ったような形相で手を放すことなく瞬時に抑え込み・・・20秒が果てしなく遠く感じた瞬間主審の手が一本を示した、その後はあまり覚えてません。
歓喜にあふれかえった内郷柔道塾全員で涙におぼれてました。
子供たちとさらに信頼関係が深まる事ができました。
接戦で戦えた郡山市柔道会に敬意と尊敬の意を示したいと思います。